国際構造工学会（IABSE）

国際組織・会議案内

IABSEの概要
Young Engineers Colloquium 　
登録料支援
入会のご案内
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IABSEの概要

国際構造工学会（International Association for Bridge and Structural Engineering：略称IABSE）はスイス民法（Swiss Civil Law）により1929年に設立された土木と建築を包含する、この分野では最も長い歴史と伝統をもつ学会組織で、現在世界の100数ヶ国から約4100の会員（個人・団体）が加入している。会員の種類として個人会員（Individual Member）と機関団体を対象にした団体会員（Collective Member）がある。このほか2001年新たにフェローメンバー制度（Fellow Membership）が設けられた。本部はスイス国のチューリッヒに置かれ、各国にはナショナルグループ（National Groups）が置かれている。会員は自国のナショナルグループに所属することが義務付けられている。日本グループ事務局は一般社団法人日本鋼構造協会が担当している。

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中村俊一（東海大学）IABSE副会長インタビュー

IABSE Young Engineers Colloquium

2018年、日中韓のIABSEグループ共同で概ね40歳以下の若手を対象に研究成果や実務経験を比較的手軽に発表できる機会としてIABSE Young Engineers Colloquiumを設置しました。第1回を中国・同済大学（2018年10月）、第2回を日本・東京工業大学（2019年11月）で開催しました。第3回は2020年11月（新型コロナ感染の影響により延期。開催時期未定）に韓国・ソウルで開催される予定です。

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IABSE 主催国際会議の登録料支援について

Japanese Group of IABSEは若手技術者のIABSE主催国際会議での論文発表を促進するため、発表者の会議登録費を補助しています。この支援事業は2017年に開始し、2021年までの5年間で延べ27名の40歳未満の若手研究者・技術者の会議登録費を支給しました。この支援はIABSE会員を対象とし、IABSE委員会活動をされている方を優先します。この支援を受けるため、新たに7名がIABSEに入会されました。多くの方はIABSEの委員会活動や国際会議で論文発表を継続されています。
このことをとても嬉しく思っております。

2022年9月21-23日に中国南京で開催されるCongressでは、中国在住者以外はオンライン発表・参加となります。そのため、本年に限っては会議登録費を補助しません。今後のIABSE国際会議は、2023年秋にインドのニューデリー、2024年春に英国のスコットランド、2024年秋にコスタリカ、2025年春は東京で開催される予定です。これらの会議が対面開催となれば、この支援事業は再開する予定です。

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入会のご案内

IABSE(国際構造工学会)では、現在新規会員を募集しております。
ご入会いただきますと、世界中の構造関係の学者、研究者、技術者と交流を深めることができ、構造工学分野において最もプレステージが高いとされる国際組織のメンバーであることを享受することができます。 IABSEは、構造工学を専門とされる方々にとって決して敷居の高い組織ではありません。35歳以下の会員には会費割引制度を適用し、40歳以下の優れた技術者・研究者にはIABSE Prize賞を設けるなど、若い会員を増やすことに心がけております。
会員の特典として、IABSE主催の各種会議に会員価格で参加できるなど、幾種類ものサービスが受けられます。また、IABSE本部の各種技術関係委員会には各国からの個人会員が委員として活動しており、会員になりますとこれらの委員会への参加や、個人業績、論文報告、構造物などを対象にした表彰制度の受章の機会を得ることができます。
構造工学の分野でも世界に誇るに足る実績を有する日本から、是非多くの技術者、研究者の方々が入会されることをお待ちしております。
入会ご希望の個人または団体は、「入会の手続」をお読みの上、必要な手続きを行ってください。